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まして、今年13年目になります。会員は4名の男性を含め、ただ今16名でございます。
広く老後問題を地域の中で考え、学び、そして協力し合って豊かな老後を目指していこうという事を目的に活動をしています。
定期的な活動は現在、特別養護老人ホーム“さやま苑”と障害児者通所施設“みのり福祉会”への手伝い、それと高齢者宅への友愛訪問です。
それと月1回“共に生きる”という機関誌を発行しております。これは会員が交替でそれぞれの思いを文章にしまして、またそれを題材にして自分達の老後を考えています。今日お配りしました資料の中に入っておりますので、後ほどお読み預けたら幸せでございます。
狭山市には、他に26のグループと個人ボランティアを含めまして、約1000名のボランティアがそれぞれの目的を持って自主的に活動をしております。このボランティア間の横の繋がりを持ちながら交流を密にするために、昭和56年に「狭山市ボランティア連絡会」が発足しました。県下でも早い結成だったと思います。
この連絡会は各グループから選出されました世話人が運営に当たり活動しています。私も発足当初から世話人の1人として参加しております。明るく住みよい福祉の街づくりを目指しまして、グループや個人が共に手をつなぎ、力を合わせてこの15年間夢中で活動してきました。
この福祉の街づくりという大きなテーマの中から、本年度は「有償在宅福祉サービスをみんなで考えていきましょう」という事になりまして、早速福祉課にお願いしまして学習会を持っております。
また、活動の1つとしまして、“道草バザー”があります。地元への福祉のPRと各グループの自己資金作りを兼ねまして、年に1回11月の第2土曜日に開催しています。今年は11月9日に第15回目をむかえ、地域にもすっかり定着してきています。
その他、グループ間の情報交換、視察研修、行政との福祉懇談会なども行っています。
特に障害者団体連絡会交流会ではお互いに本音で話し合い、大変成果を上げています。
また、自分の住む地域でもつながりを深めたいと思いまして、在宅福祉関係のボランティア“喜楽会”に参加しています。この会は65才以上の1人暮らしの方と日中独居の方を対象にして会食サービスをしています。私の住む狭山台地区は公団地区を中心に20年前に新しい町として誕生したところです。間もなく急激に狭山一の高齢地域になります。
既に1人暮らしのお年寄りの方の率はトップになっております。そこで“喜楽会”ではそうしたお年寄りの仲間作りのお手伝いと交流の場と考えまして、会食会を中心に活動をしています。以上が私が参加している団体の主な活動です。
田中 有難うございました。次は間庭さんです。少し説明をしておいたほうがいいかと思いますが、間庭さんのやっていらっしゃる「埼玉県シルバーサービス情報公社」というのは埼玉県の人にとっては当たり前の事だと思うのですが、5万人ものリタイヤをされた方を中心にして集まっているケースは、他の県には全くと言っていいほど見られません。では間庭さんお願いします。

 

 

 

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